D.T.C.S.ブログ
5.182017
産学連携授業 レジン前装鋳造冠
みなさん、こんにちは(^^)/
GWも過ぎ、勉強に仕事にと忙しい毎日をお過ごしかと思います。
本校の学生も勉強に集中している今日この頃・・・
さて、昨日・今日は2年生対象の産学連携授業での
レジン前装鋳造冠の授業が行われましたのでその様子をご紹介。
ちなみにレジン前装鋳造冠は就職すると作る機会が非常に多い技工物のひとつです。
講師は山本貴金属地金株式会社より2名の先生が来て頂きました。
なお、奥のスーツの方は本校卒業生です♪
歯科関連メーカーの先生からの講義は最新歯科業界の情報も聞く事が出来るのでとてもメリットの高い授業です。
いつもの雰囲気とは違うので学生もかなり集中して受講していましたね。
このいつもと違う雰囲気はとても大事です。記憶にもとっても残りやすいです!!
授業の雰囲気は卒後の講習会や研修会に近いですね(^^)/
学生が持っているものは金属フレーム(レジン前装冠の金属の土台のようなもの)のワックスパターン。
これを鋳造して金属に置き換えます。
画像だと分かりにくいですが、金属に置き換わったものを調整し終わってOKが貰えた様子。
ちょっとホッとした感じが伝わってきますね。きっと褒められたに違いありません(^-^)
金属の調整が終わった後はオペーク築盛。これからレジン(プラスチック)を盛り上げる場所を筆でペタペタ塗っていく感じです。これにより金属の色を遮蔽します。
実習では練習用の金属(金色っぽい色)を使用していますが、臨床では金銀パラジウム合金という金属を使用します。この金属は磨くと鏡のような感じですが、レジンを盛り上げるところは表面が灰色っぽいのでその色を遮蔽しないと歯の色が再現できないのです・・・
レジン築盛の講義の後に早速実習です。
「うわ~!!!!!なにこれ~!!!!!」と心の声が聞こえてきそう。
レジンがビヨーンと伸びていますね~。
でも大丈夫。コツさえ掴めば誰でも出来るようになります!
こちらの学生は冷静にやっていますね♪
昨日・今日で半分位の工程が終わりました。
次回の産学連携授業で完成までいける!(はず)
みんな、がんばって~!!