D.T.C.S.ブログ
6.62017
印象採得
皆さん、こんにちは!
もうすぐ、梅雨の季節になりますね。
梅雨と言えば、田んぼにカエルがケコケコ鳴くイメージ。
スタッフぅ~の住んでいる地域では家の庭にも雨カエルがケコケコ鳴きます・・・
さて、今日の2年生の実習はちょっと変わった実習がありました。
「印象採得」と呼ばれる実習です。
さて、「印象採得」とはなんぞや・・・と思う方も大勢いらっしゃるかと思います。
簡単に言うといわゆる「歯型」を採る事です。
歯科技工士の業務にはこの「印象採得」はありません。
歯科医師や歯科衛生士のお仕事の範疇になります。
歯科技工士は「印象採得」された印象に石膏を流して患者さんの歯型の模型から仕事がスタートします。
しかし、歯科治療を行うにあたりとっても重要な行程の一つなのは間違いありません。
この「印象採得」が何らかの理由で上手く出来ないと歯科技工物も口の中で合いませんからね。
歯科技工士にとって模型は命。
その大事な模型を作る為の作業を体験する事もとっても大事な勉強です。
まずは順番待ちの間に印象材と水を計量します。
そして、矯正歯科技工の非常勤(歯科医師)の前でしっかり練ります。
普段あまり触らない印象材の練る感覚に戸惑う学生も(笑)
経験はやっぱり大事ですね~(1回練ればコツはわかります!)
そして、先生に印象採得していただきます!
学生の中には元歯科助手の学生も。印象材を練るサポートをしてもらいました。
見事な手捌きに他の学生も羨望の眼差し。
ちなみに練ってる学生、印象採得待ちの学生両方ベテラン歯科助手です。
こちらは学生が印象採得・・・!?
いえいえ実は、この学生は歯科衛生士の国家資格を取得してから本校に入学した、
りっぱな歯科衛生士さんなので、全く問題ありません!
なんと歯科技工士・歯科衛生士のダブルライセンスを目標としてるんでよ~
歯科衛生士の資格を持った方が入学する事って隔年くらいでいるんですよ!
採った印象から作った模型で「平行模型」という
矯正治療で咬合(咬み合わせ)等の状態を確認する為の専用の模型を制作します~☆