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- 活躍する卒業生 青木さん
Q:今、どのようなお仕事をしていますか?
A:セレックディレクターとして、日本ではまだ2.4%にしか導入されていない最新式のマシンを活用して歯科技工物を製作しています。
埼玉県鴻巣市内の住宅街にある歯科医院内に歯科技工士として働いています。
主にセレックという最新式のマシンを活用して歯科技工物を製作しています。
口腔内の写真から3Dデータを作ったり、そのデータをもとに材料から歯科技工物を削りだすことができます。
セレックは歯科用機器業界をリードするドイツのシロナデンタルシステムズ社製で一台1200万円もします。
日本ではまだ歯科医院・診療所のうち2.4%にしか導入されていません。
これがあると歯科医院内での技工物の製作ができ患者さんへの提案できる治療の幅がぐっと広がります。私はセレックディレクターという肩書きをいただいていて、セレックを活用していかに患者さんの満足を追求できるかを日々考えています。
Q:歯科医院での歯科技工士の魅力とは?
A:患者さんとの距離が近く、感想を直接聞く事ができ、医師と一緒に臨床の場に立てることが魅力です。
歯科技工士としても歯科技工所ではなく、歯科医院で働けることはとても魅力があります。
まず第一に患者さんとの距離が近い事です。
例えば患者さんの歯と技工物に使う素材の色を合わせることも自分自身で細かく対応できます。
また自分が作った技工物を患者さんに目の前で装着され、患者さんの感想を直接聞く事ができることもできます。
先日も「こんな自然な発色になるのね。すごいわねー。」と感想をいただいて感動しました。
もう一つは歯科医師と一緒に臨床の場に立てるという事です。
先生と患者さんとのやりとりを見る事もできますし、先生からは技工物について色々なアドバイスをしていただいています。
Q:歯科技工士に興味をもったきっかけを教えてください。
A:高校3年生の時に父から歯科技工士の仕事をすすめられたのがきっかけです。
進路を考えていた高校3年生の時に父から歯科技工士の仕事をすすめられたのがきっかけです。
ピアノをやっていたので手先を動かす仕事はよいかもしれないと思いました。
その頃、祖母が入れ歯を作る事になったのも興味が増した要因の一つです。
もとは大学に行こうと思っていましたが歯科技工士について調べるうちに専門学校で歯科技工士の国家資格を取って就職したいと思うようになりました。
Q:学生時代の思い出は?
A:理科が苦手だったので歯科理工という科目では苦労しました。
CAD・CAMの基礎を学べた事は今の就職につながっています。
入学してしばらくは覚える事が多くて大変でした。
理科が苦手だったので歯科理工という科目では、素材の名前を覚えるだけでも他の学生よりも苦労したと思います。
でもだんだん面白くなってきて二年生になるとがぜんやる気になりました。
学校独自のPC教材(現在はiPad教材)があったので通学電車の中で予習・復習でき理解が深まったと思います。
ちゃんと理解できないと前に進めないタイプなので助かりました。
特別講座でシロナのセレックを使った授業がありCAD・CAMの基礎を学べた事が今の就職につながっています。
実はシロナの営業担当の方も埼玉歯科技工士の卒業生で、その方が佐藤先生をご紹介してくれたんです。このつながりに本当に感謝しています。
●青木さんを紹介した卒業生はこの方!●
シロナデンタルシステムズ株式会社
星野 浩一郎 さん
シロナの営業担当で埼玉歯科技工士専門学校のOB。なんと本校の元教員!
歯科技工所を経て現在は歯科医療機器の営業を担当。
ご本人も今の会社は埼玉歯科技工士専門学校の紹介がきっかけで就職しました。